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RACE REPORT

2026.09.27 - 全日本ラリー選手権第7戦 MSCCラリー in 福島伊達2026 Leg2
新井敏弘が好ペースを披露し、今後に手応え

全日本ラリー選手権第7戦「MSCCラリー in 福島伊達2026」は、競技最終日となる9月27日(日)、レグ2の走行が行われました。SUBARUがサポートするSUBARU TEAM ARAIの新井敏弘/安藤裕一組は、前日の走行ストップから車両を修復して競技を再開し、4番手タイムをマークするなどペースの向上を示しました。

この日は、福島県伊達市にある、やながわ希望の森公園内に設定された観戦ステージ『KIBOUNOMORI(1.20km)』での2回の走行を挟んで、前日走行したステージを逆方向に走行する『NANATSUMORI(8.09km)』、『RYOZEN Rev.(5.59km)』を2度走行する計6SS、29.76kmで争われました。ラリーが開催されたエリアは、時おり弱い雨が降るほか、山間部のSSでは深い霧に見舞われるなど不安定な天候が続き、SSによっては湿っている路面も多く判断の難しいコンディションとなりました。

前日、SS2でコースアウトを喫して走行をストップした新井敏弘は、この日はレグ1に走行しなかったステージ分のタイムペナルティを受けて再スタート。SS8のRYOZEN Rev. 1では、ラリー2車両に割って入るSS4番手タイムをマーク。レグ2単独のリザルトではJN-1クラス5番手という内容でラリーを終えました。

■新井敏弘「クルマはいい仕上がりになってきました」

「SUBARU Boxer Rally spec.Zのセットアップは、これまでにないくらいピッタリとはまってきました。逆に、ペースが速すぎてスピン、コースアウトしてしまったのは少しもったいなかったのですが、全体的にクルマはいい仕上がりになってきました。前戦で課題となった熱害などの課題は、対策したところが壊れず走り切ることができたので、トラブルは減ってきたかなという感じです。
シーズン残り2戦では、少し修正を行ってどれくらいまでペースを上げられるのか試してみたいと思っています。次戦からは新型のタイヤも導入されるので、それにすごく期待しています」

■メカニックコメント「ラリーに参加する機会を得られて感謝しています」

アウン・ゾーモー
東京スバル株式会社環七野沢店
メカニック歴7年

モータースポーツも整備も好きというミャンマー出身のゾーモー。水平対向エンジンが好きなことや、レースやラリーに参戦していることに魅かれ、SUBARUに入社して整備の仕事をすることを決めたといいます。

「今回、ラリーに参加する経験ができて感謝しています。リヤの締め付けの点検やスタビライザー交換、タイヤの増し締めなどを担当しました。これまでYouTubeで新井敏弘選手のラリーの走りを見たり、BRZのレースを実際に観たことがあります」とゾーモー。普段、ディーラーでやっている仕事との違いも感じたようです。

「整備のやり方そのものは変わりませんが、作業のスピードや声掛け、チームワークが本当に大切だと実感しました。ジャッキの上げ下げの時など、ひとつ間違えれば危険なことになってしまいます。大きな声掛けが大切だと思いました。また、限られた時間のなかで、チームのメカニックさんがハンマーで車体を叩いて修理する様子を目の当たりにし、通常の方法が通じない場合は即座に別の手段を考えて試す必要があることや、時間厳守のためには時に大胆な手段が必要になることを学びました」

「初めてラリーカーに触れられて、とてもうれしかったですし、楽しかったです。クルマをいじること自体が好きなので、大きな喜びを感じました。ラリーの現場に参加することは簡単ではないですが、後輩にも少しでもチャンスがあれば参加してみることを勧めたいです」

全日本ラリー選手権の次戦、第8戦「第53回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2026 supported by カヤバ」(ターマック)は、10月16日〜18日、岐阜県高山市を拠点に開催されます。ラリーを戦うたび、着実に強さを増していくSUBARU Boxer Rally spec.Zのさらなる成長に、温かい声援をお願いいたします。
2026.09.26 - 全日本ラリー選手権第7戦 MSCCラリー in 福島伊達2026 Leg1
新井敏弘はSS2で痛恨のコースアウトも走りに手応え
全日本ラリー選手権第7戦「MSCCラリー in 福島伊達2026」は9月26日(土)、競技初日となるレグ1の走行が行われました。SUBARUがサポートするSUBARU TEAM ARAIの新井敏弘/安藤裕一組は、SS2でコースアウトを喫し、ここでこの日の走行を終えました。

グラベル2戦を経て、再びターマック路面を舞台に行われるこの大会は、全日本ラリー選手権初開催となる新イベント。福島県北部の伊達市にある保原総合公園にサービスパークが設置されました。競技初日となるこの日は、保原総合公園内にある旧亀岡家住宅前でセレモニアルスタートを実施。ラリーの開催エリアは朝から雨に見舞われましたが、多くの観客が集まり、ラリーカーに声援を送りました。

この日は『RYOZEN(5.85km)』、『SHIONOMICHI(10.35km)』、『NANATSUMORI Rev.(6.94km)』を2回ずつ走行する6SS、46.28kmが設定されました。ラリー開催エリアは週の始めから続いた雨の影響でレッキの時点から路面に水が流れている場所があり、この日も午前は序盤から雨が強く降るウエット状態。路面も、非常に滑りやすいコンディションとなりました。

SUBARU Boxer Rally spec.Zは、前戦ラリー北海道で発生したクラッチやターボ周辺のトラブルについて、原因究明と対策を実施。一方で、直近2戦のグラベルイベントで織り込んだボディ剛性の改善や、ターボの応答性の改善に加え、サスペンションのジオメトリーに対しても新しい試みを行いました。ショックアブソーバーも、オーバーホールの過程で仕様変更を行い、いい方向に作用することが期待されました。

新井はSS1でトップから8.2秒差の5番手タイムをマーク。好感触をつかんで続くSS2に臨みましたが、スタートから2km付近でスピンを喫し、コースアウトしストップ。残念ながらこの日の走行はここまでとなりました。

■新井敏弘「手応えを持って走れていた」

レグ1序盤に惜しくもコースアウトを喫した新井ですが、そこまでの走りには好感触を得ていたと振り返りました。
「SS2の高速の左カーブで、ブレーキをかけた際にリヤが出たので、反対側に振り返して止めようと思ったのですが、横になってから止まらずにコースから落ちてしまいました。このようなアクシデントは、本当に久しぶりです。ただ、クルマのセットアップがすごく良かったので、雨が降っているのにドライのような走りができ、少し欲が出てしまったのかもしれません。そういう意味では、手応えを持って走れていたのはポジティブな要素です。明日、どんな走りができるか楽しみにしています」

競技最終日となる27日(日)は、やながわ希望の森公園内に設定される観戦ステージ『KIBOUNOMORI(1.20km)』での2回の走行を挟んで、土曜日のステージを逆方向に走行する『NANATSUMORI(8.09km)』、『RYOZEN Rev.(5.59km)』を2ループする計6SS、29.76kmが設定されています。今日の好感触をつなげて、さらにペースアップを図るSUBARU Boxer Rally spec.Zの挑戦に応援をよろしくお願いします。
2026.09.23 - 全日本ラリー選手権第7戦 MSCCラリー in 福島伊達2026 プレビュー
未知の舞台に挑むSUBARU Boxer Rally spec.Z
9月25日〜27日にかけて、福島県伊達市を拠点とした全日本ラリー選手権第7戦『MSCCラリー in 福島伊達2026』が開催されます。2026年シーズンは残り3戦、いずれもターマックを舞台として行われます。今大会が開催されるエリアは、どの選手にとっても未経験の舞台です。初めて走る林道への順応力と、攻めどころを瞬時に見極める対応力が求められる一戦と言えるでしょう。

SUBARU Boxer Rally spec.ZでエントリーするSUBARU TEAM ARAI(新井敏弘/安藤裕一組)は、熱害やダストへの対策に加え、ターボ制御をより安定させる改良を実施しました。また、ターマック仕様への変更に伴い、ジオメトリーのセットアップおよび車体剛性バランスの確認を行い、今大会に挑みます。

ラリーは初日に6SS、最終日に6SSを走る計12SS、SS総走行距離76.04kmが設定されます。初日は『RYOZEN(5.85km)』、『SHINOMICHI(10.35km)』、『NANATSUMORI Rev.(6.94km)』を2回ずつ、最終日は『NANATSUMORI(8.09km)』、『RYOZEN Rev.(5.59km)』、観戦エリアが設定される『KIBOUNOMORI(1.20km)』を2回ずつ走行する構成となっています。

『RYOZEN』は途中からセンターラインのある2車線になるため、比較的ハイスピードな区間があり、アップダウンにも富むコース。続く『SHINOMICHI』は、大会最長のSSであり、林間のテクニカルなステージです。『NANATSUMORI Rev.』は『SHINOMICHI』と同じく木陰が多く、路面に水が出ている箇所もある難しいSSが選手を待ち受けます。また、各SSの距離が比較的短いこともあり、秒差を争う熾烈な展開となることが予想されます。

■ターマックラリー3連戦の初戦で好成績を狙うSUBARU

ラリーは26日(土)の午前7時30分から、伊達市の保原総合公園のほばら大泉グラウンドでセレモニアルスタートを実施します。グラウンドにはラリーパークも設置され、無料で入場可能です。隣接するサービスパークは、フェンス外からの見学となります。なお、27日(日)のセレモニアルフィニッシュはラリーパークから徒歩20分ほどの伊達市役所駐車場で行われる予定です。観戦エリアは27日(日)のSS9/10『KIBOUNOMORI(1.20km)』に設定されます。スペシャルステージでの観戦にはチケットが必要になります。詳細は、大会公式サイトでご確認ください。

SUBARUがサポートする新井/安藤組は、JN-1クラスに参戦します。SUBARU Boxer Rally spec.Zにとっては、第4戦久万高原ラリー以来となるターマックラリー。第3戦飛鳥と第4戦久万高原の走行データを活用しながら、グラベル2戦で得た知見を盛り込み、表彰台を目指します。なお今大会では、3台のSUBARU車が全日本選手権に出場予定です。各クラスでのSUBARUユーザーの熱い走りに、ぜひご注目ください。

●MSCCラリー in 福島伊達
https://msccrally.com/

RACE RESULT

2026.09.27 -
第7戦 MSCCラリー in 福島伊達2026
総合順位 クラス順位 No. ドライバー コ・ドライバー 車両名 クラス DAY1 DAY2 総合
1 1 2 新井 大輝 立久井 大輝 R2R×YAHAGI GRヤリスラリー2 JN-1 35:28.7 22:02.9 57:31.6
2 2 1 鎌田 卓麻 松本 優一 Castrol TEIN DUNLOP ファビア JN-1 36:00.7 22:28.2 58:28.9
3 3 3 勝田 範彦 保井 隆宏 ラックルーキーDLGRヤリスRally2 JN-1 36:41.7 22:31.6 59:13.3
4 4 4 奴田原 文雄 東 駿吾 ADVAN KTMS GRヤリス Rally2 JN-1 36:44.2 22:50.8 59:35.0
5 1 12 山田 啓介 藤井 俊樹 FIT-EASYソミック石川DLGRヤリス JN-3 37:04.7 23:09.5 1:00:14.2
6 5 5 福永 修 齊田 美早子 スミロン焼肉ふじCTE555DLファビア JN-1 37:10.9 23:13.7 1:00:24.6
7 2 13 大倉 聡 豊田 耕司 AISIN GR Yaris DAT JN-3 37:39.5 23:34.0 1:01:13.5
8 3 17 小泉 敏志 加勢 直毅 MAYA DL クスコ ドリームドライブGRヤリス JN-3 38:12.7 23:43.7 1:01:56.4
9 4 16 米林 慶晃 菅野 総一郎 KTMS NRS GRヤリス JN-3 38:16.6 23:45.3 1:02:01.9
46 10 6 新井 敏弘 安藤 裕一 Boxer Rally spec.Z JN-1 1:25:48.1 23:00.3 1:48:48.4
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