2016.09.03 - TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 第6戦富士スピ―ドウェイラウンド・レースレポート
BRZ勢の流れを止められない! 3つのレース全てで表彰台を獲得
GAZOO RACING 86/BRZ Raceの第6戦が、9月3日(土)富士スピードウェイで開催されました。前週のスーパーGTでのSUBARU BRZの優勝の勢いを、そのまま受け継いだかのように、大活躍を見せました。
9月を迎えたというのに、まだまだ強い夏の日差しが照りつける富士スピードウェイは、少なくとも日中は温度も上がり、路面温度も高くなります。前戦から3カ月という長いインターバルによって、ドライバーとチームはテストやオーバーホールのチャンスがあり、とくに新人ドライバーにとっては大きく前進するチャンスになります。そうした成長株が発見できるか?? と注目している人もいたかもしれません。 しかし、その目に入ってきたのは、おそらく上位陣の中でレースを戦うBRZの姿だったに違いありません。
9月を迎えたというのに、まだまだ強い夏の日差しが照りつける富士スピードウェイは、少なくとも日中は温度も上がり、路面温度も高くなります。前戦から3カ月という長いインターバルによって、ドライバーとチームはテストやオーバーホールのチャンスがあり、とくに新人ドライバーにとっては大きく前進するチャンスになります。そうした成長株が発見できるか?? と注目している人もいたかもしれません。 しかし、その目に入ってきたのは、おそらく上位陣の中でレースを戦うBRZの姿だったに違いありません。

その予選1組では、前戦優勝の#75手塚祐弥がトップタイムをマーク。予選2組のトップタイムが上回ったため、ポールポジションは獲得できませんでしたが、2戦連続フロントローからのスタートとなりました。もうひとりの注目の若手#336吉田綜一郎は9位、そして#480島崎三樹彦が24位、#58稲山誠が26位、#161桑木英紀が32位、#373小日山典明が35位、#65高橋正恭が36位となりました。
予選2組では#320篠田義仁が15位、#315舩井俊仁が17位、#16大久保仁が18位、#14鈴木祐子が34位、#507羽鳥明が38位という結果でした。その結果、島崎三樹彦と鈴木祐子から下が決勝Bレースに出場することになりました。

決勝Bレースでポール・トゥ・ウィンを飾った島崎三樹彦のコメント
「86/BRZレースは初参加です。Bレースですが、やっぱりポールポジションからスタートして優勝というのは、気持ちいいですね。次は最終戦の鈴鹿に出る予定ですが、今度は決勝Aレースで走りたいと思います」。

決勝Aレースで2位を獲得した手塚祐弥のコメント
「本当に悔しいです。スタート直前に少しだけタイヤのセットを変更したんですが、それが失敗でした。走りとしてはいい感じに来ていたので、優勝を狙えたと思うんですが、それをフイにしてしまいました。気分を入れ換えて、十勝でまた優勝できるようにがんばります」。
今回もスバルディーラーから選抜された4名のサービススタッフが、CG ROBOT RACING TEAMでレースメカニックを経験しました。大阪スバル東大阪店の松本敦貴さん 千葉スバル船橋店の石出優真さん、神奈川スバル厚木伊勢原店の佐藤直哉さん、そして富士スバル前橋50号店の清水啓貴です。今回は練習走行の段階からチームの2人が速いタイムをマークしており、期待と喜びのレースメカニック体験となったことでしょう。


「レース展開には恵まれていたし、流れも良かったことが、2位につながったんだと思います。セーフティカーの中で前のクルマにプレッシャーをかけ続けたことも、その後のオーバーテイクにつながったと思います。この流れを十勝(スピードウェイ)での2連戦につなげたいと思います」。
プロフェッショナルシリーズ決勝レースで3位を獲得した井口卓人のコメント。
「このレースから登場した新しいタイヤの性能が高いことは判っていたので、それを上手く使い切ることだけを考えていました。(久保)凛太郎も上手くポジションを上げていったし、ボクもそれに付いて上手く表彰台まで上がることができました。これがいい弾みになったと思うので、十勝もがんばりたいと思います」。
次戦は北海道の十勝スピードウェイで、オートポリス代替えとなる第5戦が10月1日(土)、当初から予定されていた第7戦が10月2日(日)に開催されます。