2017.09.03 - TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race第6大会 富士スピードウェイ(第7戦)
井口卓人、手塚祐弥ともに決勝レース8位に終わる

エントリーしたのは過去最大の133台。プロフェッショナルシリーズは37台、クラブマンシリーズは96台です。多くのエントリーが集まった場合、クラブマンシリーズは予選上位と下位に分けて、決勝レースが2つ実施されます。しかし今回、富士スピードウェイのフルグリッド45台を、2倍以上上回ったため、予選落ちとなることに。2013年にスタートして以来、コンソレーションレースやレースBを実施してきたため、今回は初の予選落ちということになりました。 SUBARU BRZ勢は、プロフェッショナルシリーズが2台、クラブマンシリーズに9台の、合計11台となりました。

2組に分かれて行われたクラブマンシリーズ予選では、決勝レースAで、#75手塚祐弥が19番グリッド、#89池島実紅が29番グリッドからのスタート。決勝レースBでは、#64高橋正恭がポールポジション、#373小日山典明が23番グリッド、#14鈴木祐子が26番グリッド、#507羽鳥明が28番グリッド、#555葉賀大輔が31番グリッドからのスタート。#601和氣淳一と#722吉田裕太朗は残念ながら、予選落ちとなりました。
今回初参戦したチームを紹介してみましょう。名古屋・岐阜・三重の東海地区スバルグループを母体とした自動車部チームで、ステアリングを握る#555葉賀大輔も、その自動車部に所属する社員ドライバーだ。昨年自動車部を創設した時から、86/BRZ Raceに参加するのが目標にして、ローカルレースに出場してきたという。もちろん全てのスタッフが60名を数える自動車部から選ばれています。
今回は初レースということもあり、無傷での完走が目標でしたが、最終的にはレースBで31番グリッドからスタートし、一時33位に順位を落したものの、レースペースは悪くなく、28位で無傷で完走、目標を達成しました。
今回は初レースということもあり、無傷での完走が目標でしたが、最終的にはレースBで31番グリッドからスタートし、一時33位に順位を落したものの、レースペースは悪くなく、28位で無傷で完走、目標を達成しました。

決勝レースAでは、手塚祐弥が8位、池島実紅が23位と、ともに大きくポジションを上げてフィニッシュしました。
クラブマンシリーズ決勝で8位を獲得した手塚祐弥のコメント。 「昨日の予選はオイルに乗ってしまったので、タイムが出ませんでした。スタート順位が悪かったので、いろいろなセットを試してみようということでやってみたら、レースペースは良かったです。タイヤも最後までタレることなく、全然大丈夫でした。それが結果として19位スタートで8位まで、順位を上げることができました」

決勝レース、井口卓人はポジションをキープしたまま、周囲のマシンとのバトルを展開。しかしなかなかペースが上がらずに苦しい展開になり、結果として8位でゴール。久保凜太郎は少しずつポジションを上げ、最終的には井口卓人の後ろ、9位でゴールした。
プロフェッショナルシリーズ決勝で8位を獲得して井口卓人のコメント。
「クルマのバランスはすごく良くて走りやすかったんですけど、ここ一発の速さというか、前に出る力みたいなものが足りなくて、順位を上げることができませんでした。予選でもそうなんですけど、そこを何とかしないと上位に入るのは難しいですね。まだ今シーズンも残り3レースあるので、巻き返しできるようにガンバリたいと思います」
次戦、第7大会第8戦は9月30日(土)〜10月1日(日)、宮城県のスポーツランド菅生で開催されます。