2017.10.02 - TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race第7大会 スポーツランドSUGO(第8戦)
井口卓人が劣勢を挽回して9位獲得
TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 2017 第7大会 第8戦は、東北のモータースポーツファンが集う宮城県のスポーツランドSUGOで9月30日~10月1日に開催されました。
このレースウィークは、朝夕は涼しくなるものの、日中は秋とは思えないほどの強い日差しで、意外なほど路面温度が上昇するという難しい気候。ただしレーススケジュールは面白いことに金曜日の専有走行、土曜日の予選、そして日曜日の決勝レースと、ほぼ同じ時間帯に行われるという偶然もあり、そのコンディションは読みやすいものだったに違いありません。
今回のレースでは、SUGO 86 Style with BRZ 2017というイベントも開催され、数多くの86/BRZの姿がスポーツランドSUGOにありました。そこにはSUPER GTを戦うSUBARU BRZも姿を見せ、注目を集めていました。
このレースウィークは、朝夕は涼しくなるものの、日中は秋とは思えないほどの強い日差しで、意外なほど路面温度が上昇するという難しい気候。ただしレーススケジュールは面白いことに金曜日の専有走行、土曜日の予選、そして日曜日の決勝レースと、ほぼ同じ時間帯に行われるという偶然もあり、そのコンディションは読みやすいものだったに違いありません。
今回のレースでは、SUGO 86 Style with BRZ 2017というイベントも開催され、数多くの86/BRZの姿がスポーツランドSUGOにありました。そこにはSUPER GTを戦うSUBARU BRZも姿を見せ、注目を集めていました。
エントリー台数はクラブマンシリーズが45台、プロフェッショナルシリーズが33台の、計78台。これはSUGOとしては過去最大のエントリーで、とくにクラブマンシリーズの45台はSUGOのフルグリッドの数とピタリと同じです。そのうちSUBARU BRZ勢は、クラブマンシリーズが9台、プロフェッショナルシリーズが2台で、計11台が参戦しました。
クラブマンシリーズの予選では、#75手塚祐弥が惜しくも2位。コースインするタイミングを見誤ってしまったことで、前日のトップタイムを記録していた速さを生かすことができませんでした。その他、#89池島実紅が23位、#12五賀貴男が31位、#14江橋ミサオが32位、#64高橋正恭が33位、#315舩井俊仁が36位、#66国分友治が37位、#373小日山典明が40位、#61穂積昭則が43位となりました。
プロフェッショナルシリーズの予選は、#88井口卓人が12位、#87久保凜太郎が17位と、上位を獲得することはできませんでした。ただしポールポジションから1秒以内に13台という激戦で、わずかな差が大きく予選順位に影響する結果になりました。
クラブマンシリーズの予選では、#75手塚祐弥が惜しくも2位。コースインするタイミングを見誤ってしまったことで、前日のトップタイムを記録していた速さを生かすことができませんでした。その他、#89池島実紅が23位、#12五賀貴男が31位、#14江橋ミサオが32位、#64高橋正恭が33位、#315舩井俊仁が36位、#66国分友治が37位、#373小日山典明が40位、#61穂積昭則が43位となりました。
プロフェッショナルシリーズの予選は、#88井口卓人が12位、#87久保凜太郎が17位と、上位を獲得することはできませんでした。ただしポールポジションから1秒以内に13台という激戦で、わずかな差が大きく予選順位に影響する結果になりました。
今回もCG ROBOT RACING TEAMに、8名のディーラーメカニックがサポートのためにSUGOで活躍していました。宮城スバル日の出店の南谷政樹さん、山形スバル東根店の上村翔太さん、福島スバル福島店の遠藤孝さん、神奈川スバル東名川崎店の岩本裕也さん、神奈川スバル海老名店の遠藤勇哉さん、京都スバル北白川店の上山勝利さん、兵庫スバル学園南インター店の松波玲さん、兵庫スバル灘店の後藤謙介さんの8名です。
今回もまたスバルのチームをひとつ紹介します。クラブマンシリーズでトップ争いを繰り広げている手塚祐弥選手をサポートしている栃木スバルです。もちろん全員がディーラーのサービススタッフで構成されています。基本的に3名という最小限のメンバーで、トップ争いをする手塚祐弥選手を支えています。そのリーダーである小野充さん(栃木スバル宇都宮店)は自身でスポーツ走行などを楽しんでいたものの、レース経験はゼロ。ただし趣味であるラジコンで磨き上げたマシンセッティングのノウハウを、この86/BRZレースに生かしているという異色の存在です。マシンの中からではなく、外から見ることで、マシン全体の動きを把握することが可能なのでしょう。
今回もまたスバルのチームをひとつ紹介します。クラブマンシリーズでトップ争いを繰り広げている手塚祐弥選手をサポートしている栃木スバルです。もちろん全員がディーラーのサービススタッフで構成されています。基本的に3名という最小限のメンバーで、トップ争いをする手塚祐弥選手を支えています。そのリーダーである小野充さん(栃木スバル宇都宮店)は自身でスポーツ走行などを楽しんでいたものの、レース経験はゼロ。ただし趣味であるラジコンで磨き上げたマシンセッティングのノウハウを、この86/BRZレースに生かしているという異色の存在です。マシンの中からではなく、外から見ることで、マシン全体の動きを把握することが可能なのでしょう。
クラブマンシリーズの決勝レースは、波乱続きでした。2番手スタートの手塚祐弥はジャンプスタートと判定され、ドライブスルーペナルティに。コースに戻ったところで軽い接触などがあり、自らの判断でリタイヤしました。(レース結果としては38位完走扱い)
23位スタートの池島実紅は、オープニングラップで発生した目の前の多重クラッシュも上手く避け、少しずつ順位を上げていきました。最終的には16位でチェッカーフラッグを受けています。
五賀貴男が18位、小日山典明が21位、高橋正恭が26位、穂積昭則が34位、江橋ミサオが35位、舩井俊仁が36位、国分友治が37位と、波乱のレースをSUBARU BRZ勢は全車完走することができました。
23位スタートの池島実紅は、オープニングラップで発生した目の前の多重クラッシュも上手く避け、少しずつ順位を上げていきました。最終的には16位でチェッカーフラッグを受けています。
五賀貴男が18位、小日山典明が21位、高橋正恭が26位、穂積昭則が34位、江橋ミサオが35位、舩井俊仁が36位、国分友治が37位と、波乱のレースをSUBARU BRZ勢は全車完走することができました。
クラブマンシリーズ決勝で16位を獲得した池島実紅のコメント
「予選はセットアップの段階でちょっと上手くいかなくて、タイムを出すことができませんでした。少し賭けをしてみたんですが、上手くいきませんでした。決勝レースは、波乱だらけでしたね。走っていた集団の中ではペースは良かったので、バトルもできたし、3~4台はオーバーテイクすることができました。次は最終戦の富士にエントリーする予定なんですが、テストをして自分がマシンにしっかり合わせ込めるようにしたいですね」
プロフェッショナルシリーズは、12番手からスタートした井口卓人が混戦の中、オーバーテイクの難しいSUGOでありながら、着実に順位を上げて9位でフィニッシュ。久保凜太郎も14位までポジションを上げてゴールしました。
プロフェッショナルシリーズは、12番手からスタートした井口卓人が混戦の中、オーバーテイクの難しいSUGOでありながら、着実に順位を上げて9位でフィニッシュ。久保凜太郎も14位までポジションを上げてゴールしました。