2017.12.11 - TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race第9大会 富士スピードウェイ(第10戦)・決勝
TGRFの大観衆を沸かせる熱いバトルを制して井口卓人が4位を獲得
2017年のGAZOO Racing 86/BRZ Raceは、いよいよ最終戦。その舞台は今年3度目の富士スピードウェイですが、今回はTOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL(TGRF)のプログラムの中に組み込まれるという変則的なものになりました。モータースポーツファンのために用意された数多くのイベントの中でのスケジュールなので、プロフェッショナルシリーズはTGRF当日の12月10日の日曜日に、クラブマンシリーズは準備日となる前日の12月9日に開催されました。
大多数のモータースポーツカテゴリーがオフシーズンに入り、国内レースも今回のGR 86/BRZ Raceが締めくくりです。12月のサーキットは寒く、路面温度も低くなります。タイヤがしっかりと性能を発揮する温度まで温まるのかという不安がある一方、寒いことで空気の密度が高まり、エンジンのパワーは高まることが予想できます。
大多数のモータースポーツカテゴリーがオフシーズンに入り、国内レースも今回のGR 86/BRZ Raceが締めくくりです。12月のサーキットは寒く、路面温度も低くなります。タイヤがしっかりと性能を発揮する温度まで温まるのかという不安がある一方、寒いことで空気の密度が高まり、エンジンのパワーは高まることが予想できます。
最終戦のエントリーは、クラブマンシリーズが87台、プロフェッショナルシリーズが35台の、計122台でした。そのうちSUBARU BRZ勢は、クラブマンシリーズ8台、プロフェッショナルシリーズに2台。計10台が今シーズン最後の戦いに挑みました。
土曜日の朝、7時45分からスタートしたクラブマンシリーズの予選では、タイヤのパフォーマンスに苦しみながらも#75手塚祐弥が1組6位を獲得。同じ1組では#64高橋正恭が22位、#12五賀貴男が36位、#14鈴木祐子が37位、#507羽鳥明が38位。予選2組は、#315舩井俊仁が17位、#89池島実紅が23位、#601鈴木善仁が41位となりました。その結果、手塚祐弥、高橋正恭、舩井俊仁、池島実紅が決勝レースAに進みました。
決勝レースBは、27番グリッドからスタートした五賀貴男が混乱気味のレースを上手く抜け出し、16位でチェッカーフラッグを受けました。しかしレース後に、走路外の追い越しのペナルティを受け、28位へ降格となってしまいました。その他、鈴木善仁が22位、羽鳥明が27位、鈴木祐子が30位となりました。
土曜日の朝、7時45分からスタートしたクラブマンシリーズの予選では、タイヤのパフォーマンスに苦しみながらも#75手塚祐弥が1組6位を獲得。同じ1組では#64高橋正恭が22位、#12五賀貴男が36位、#14鈴木祐子が37位、#507羽鳥明が38位。予選2組は、#315舩井俊仁が17位、#89池島実紅が23位、#601鈴木善仁が41位となりました。その結果、手塚祐弥、高橋正恭、舩井俊仁、池島実紅が決勝レースAに進みました。
決勝レースBは、27番グリッドからスタートした五賀貴男が混乱気味のレースを上手く抜け出し、16位でチェッカーフラッグを受けました。しかしレース後に、走路外の追い越しのペナルティを受け、28位へ降格となってしまいました。その他、鈴木善仁が22位、羽鳥明が27位、鈴木祐子が30位となりました。
今回のレースではCG ROBOT RACING TEAMに全国から8名のサービススタッフが集まり、レースメカニックとして活躍しました。神奈川スバル泉店の佐藤健太さん、京都スバル長岡京店の富澤要介さん、千葉スバル市川店の金田正聡さん、兵庫スバル太子店の中村慎吾さん、三重スバル桑名店の成田裕斗さん、スバル信州小諸店の荻原隆成さん、北陸スバル金沢本店の坂見直樹さん、岐阜スバル土岐泉店の居山慈武さん、以上8名です。
最終戦に参戦したスバルチームの中から、今回は埼玉スバルファルコンレーシングチームを紹介したいと思います。今シーズンの開幕戦から参戦をスタートさせた埼玉スバルの社内チームも、今回が4回目の参戦となりました。チームは8名全員が社員で構成され、ドライバーも毎戦入れ替わるという、まさにクラブマンチームといった参戦形態です。今回は5名が富士スピードウェイ入りし、#601鈴木義仁がステアリングを握りました。社内では「最大限のサポート」を受けているといい、当然レース活動も出勤扱い。今後、社内でモータースポーツを広めていきたいという。今回のレースでは決勝レースBで36番グリッドからスタートし、22位を獲得しました。
最終戦に参戦したスバルチームの中から、今回は埼玉スバルファルコンレーシングチームを紹介したいと思います。今シーズンの開幕戦から参戦をスタートさせた埼玉スバルの社内チームも、今回が4回目の参戦となりました。チームは8名全員が社員で構成され、ドライバーも毎戦入れ替わるという、まさにクラブマンチームといった参戦形態です。今回は5名が富士スピードウェイ入りし、#601鈴木義仁がステアリングを握りました。社内では「最大限のサポート」を受けているといい、当然レース活動も出勤扱い。今後、社内でモータースポーツを広めていきたいという。今回のレースでは決勝レースBで36番グリッドからスタートし、22位を獲得しました。
クラブマンシリーズの決勝レースAは、多少アグレッシヴなレースになっていました。オープニングラップで8位にポジションを上げた手塚祐弥でしたが、3周目に他車との接触によって後退し、残念ながらリタイヤとなりました。舩井俊仁は19位、高橋正恭が24位、池島実紅が34位という結果でした。
クラブマンシリーズ決勝レースAでリタイヤとなった#75手塚祐弥のコメント
「今日はちょっと残念な結果になりました。右側も、左側も、接触でホイールやサスペンションがダメージを受けてしまい、振動もあって走れるような状況ではなくなってしまいました。今シーズンを振り返ると、ちょっと取りこぼしが多すぎましたね。とくにシーズン前半はマシンの不調もあって、考えていたようなレースをすることができませんでした。去年がシリーズ2位だったので、今年はチャンピオンを狙っていたんですが…」
クラブマンシリーズ決勝レースAでリタイヤとなった#75手塚祐弥のコメント
「今日はちょっと残念な結果になりました。右側も、左側も、接触でホイールやサスペンションがダメージを受けてしまい、振動もあって走れるような状況ではなくなってしまいました。今シーズンを振り返ると、ちょっと取りこぼしが多すぎましたね。とくにシーズン前半はマシンの不調もあって、考えていたようなレースをすることができませんでした。去年がシリーズ2位だったので、今年はチャンピオンを狙っていたんですが…」
プロフェッショナルシリーズには#87久保凜太郎と#88井口卓人の2人がエントリーしました。その予選で、井口卓人が5位と順当なポジションを得たのに対して、久保凜太郎は22位と沈んでしまいました。前戦鈴鹿では予選3位と速さを見せていただけに、悔しい結果です。
決勝レース、井口卓人はトップグループの中でレースをスタートさせました。TGRFの大観衆を沸かせる激しいバトルシーンを見せ、最終的に4位を獲得しました。苦しい位置からのスタートとなった久保凜太郎は、着実に順位を上げていき、14位でフィニッシュしました。
プロフェッショナルシリーズ決勝レースで4位を獲得した#88井口卓人のコメント
プロフェッショナルシリーズ決勝レースで4位を獲得した#88井口卓人のコメント
「いろいろな選手とバトルがありましたが、周りを走っている選手もフェアだったので、レースはとても楽しめました。ライバルのタイヤメーカーが有利と言われる中で、ブリヂストン勢のトップを取ることができたのは、良かったですね。今シーズンはマシンが後期型になったことで、なかなか上手くレースを戦うことができなくて、表彰台にも上れなかったんですが、コツコツとポイントを重ねることができました。それが来年につながってくれると思っています」
今回のレースでTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 2017は、全ての日程を終了しました。また来シーズン、どのようなレースが繰り広げられるのか?? どんな新しいチームが登場し、どのドライバーが活躍するのか?? 期待とともに来シーズンの開幕を待ちましょう。SUBARU BRZ勢への応援、ありがどうございました。
今回のレースでTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 2017は、全ての日程を終了しました。また来シーズン、どのようなレースが繰り広げられるのか?? どんな新しいチームが登場し、どのドライバーが活躍するのか?? 期待とともに来シーズンの開幕を待ちましょう。SUBARU BRZ勢への応援、ありがどうございました。