2017.10.11 - GRC 第10戦 エバーグリーンスピードウェイ
シアトルでのレースでクリス・アトキンソンが3位表彰台獲得
レッドブルグローバルラリークロス(GRC)の第10戦が9月8日(土)〜9日(日)に、ワシントン州のシアトルにあるエバーグリーンスピードウェイで開催され、クリス・アトキンソンが3位表彰台を獲得しました。
レースウィークは、湿度が高く、曇天ながらも暖かさを感じる天候で、7ターン、0.735マイル(1.18km) 舗装64.3%、ダート35.7%のコースで行われました。 ここはGRC開催地の中で唯一バンクがあるコースで、去年のコースと比べると、ジャンプとターン5の後にあるジョーカー・ラップは場所が入れ替わりました。ジョーカー・ラップを使う場合0.788マイル(1.27km)になり、通常のラップより長いことになりましたが、ジョーカー・ラップはドライバーを普通のラップより速く舗装に戻すので、ドライバーはスピードを得ることができると予想されました。ジャンプはダートのテーブルトップ式でした。
金曜日に開催された2回のプラクティスでは、アトキンソンは両方のセッションで2番手のタイムを記録し、サンデルは最初のセッションで6番手、2回目は9番手でした。このレースの予選は、普段と異なるフォーマットで、それぞれのセッションのトップ3、計6台がシュートアウトレースに進むことになりました。最初のセッションでアトキンソンはトップ、そしてサンデルは3番手で、2台揃ってシュートアウトレースに進出しました。アトキンソンは、#34タナー・ファウスト(フォルクスワーゲン)を抑えてポールを獲得。サンデルはヒート1でのポールポジションを狙うために、6位を得ました。
金曜日に開催された2回のプラクティスでは、アトキンソンは両方のセッションで2番手のタイムを記録し、サンデルは最初のセッションで6番手、2回目は9番手でした。このレースの予選は、普段と異なるフォーマットで、それぞれのセッションのトップ3、計6台がシュートアウトレースに進むことになりました。最初のセッションでアトキンソンはトップ、そしてサンデルは3番手で、2台揃ってシュートアウトレースに進出しました。アトキンソンは、#34タナー・ファウスト(フォルクスワーゲン)を抑えてポールを獲得。サンデルはヒート1でのポールポジションを狙うために、6位を得ました。
ヒート1Aには、予選で狙い通りのグリッドポジションを獲得したサンデルが出場。スタート直後#41スコット・スピード(フォルクスワーゲン) と長いドラッグレースになりました。ホンダの1台が押されて滑り込んだことで、サンデルは少しラインを阻まれ順位を落としましたが、ダートセクションで2位を取り戻しました。トップ2台は3番手以降を引き離しながら接近戦を展開。サンデルは2位でフィニッシュしました。
ヒート1Bに出場したアトキンソンは、サンデルと同じ内側のグリッドポジションからスタートしました。アトキンソンは、隣でスタートした#34ファウストと前のヒートと同様にドラッグレースを繰り広げ、ファウストの後ろに入りました。2人は最終ラップに揃ってジョーカーを選択。アトキンソンはファウストを追い越すペースをつかめず2位でフィニッシュしました。ヒート2B、アトキンソンとサンデルは2台のフォルクスワーゲンの後ろでスタートし、サンデルが3位とアトキンソンが4位でフィニッシュしました。
ヒート3Aでアトキンソンはいいスタートを切り、ターン1での戦いの末トップに立ちました。アトキンソンは最終ラップジョーカーを選択して#24ミッチェル・デジョン(ホンダ)に追われましたが、アトキンソンはポジションを守り切り1位でレースを終えました。ヒート3Bでサンデルはクリーンなスタートができましたが、#19オースティン・シンドリック(フォード)に阻まれ、3位でフィニッシュしました。
ヒート3Aでアトキンソンはいいスタートを切り、ターン1での戦いの末トップに立ちました。アトキンソンは最終ラップジョーカーを選択して#24ミッチェル・デジョン(ホンダ)に追われましたが、アトキンソンはポジションを守り切り1位でレースを終えました。ヒート3Bでサンデルはクリーンなスタートができましたが、#19オースティン・シンドリック(フォード)に阻まれ、3位でフィニッシュしました。
準決勝Bにアトキンソンとサンデルは出場。2台ともクリーンなスタートを決めましたが、#93セバスチャン・エリクソン(ホンダ)がアウト側からアトキンソンをかわして前に出ました。これでアトキンソンとサンデルは2位と3位に。アトキンソンは2周目にエリクソンをかわして再びトップに浮上しました。サンデルも#93エリクソンの真後ろに張り付き、残り3周のところでジョーカーを選択。しかし最終ラップでわずかにラインを膨らませてしまい、1台にかわされてしまいました。アトキンソンは1位、サンデルは4位でフィニッシュしました。
決勝では、アトキンソンが2台のフォルクスワーゲン後ろで3位につけました。トップ3はそのまま続き、他のライバルから引き離れながら接戦を繰り広げました。アトキンソンは3位でチェッカーを受けました。一方サンデルはスタートで後退し5位を走行していましたが、#24デジョンがジャンプの直前にミスを犯し、サンデルはこれをよけきれずに接触。スピンしてしまいタイヤバリアに衝突しました。それでもサンデルはレースを続け、7位でフィニッシュしました。レース後アトキンソンは「スタートは悪くなかったのですが、フォルクスワーゲン勢には少し離されてしまいましたね。しかし、ホンダ勢のプッシュは抑えることができました。いいタイムも出せましたが、もっと速く走れると思っていたので、少しがっかりしています。とはいえ、表彰台まで上がることができて、チームにとって良かったです。私たちがトップで戦えることを証明しました。第11戦に向けて、セッティングで改善できる部分を探していきたいと思います」とコメントしました。