2017.06.22 - GRC 第5戦 カナダ航空宇宙博物館/ロッククリフフライングクラブ
アトキンソンは4位達成
レッドブルグローバルラリークロス(GRC)の第5戦が、6月17日(土)オタワにあるカナダ航空宇宙博物館/ロッククリフフライングクラブで開催されました。これはシリーズ初のカナダ大会で、第6戦も翌日に行われることでシーズン2回目のダブルヘッダーイベントになりました。 レースは空港の滑走路の一部を利用し、トラックはダートヘアピンと長いジョーカーラップを含め、最後のセクションはハイスピードでした。前戦から2週間しかインターバルはありませんでしたが、第4戦でクリス・アトキンソンが3位、パトリック・サンデルが5位を獲得しているスバルラリーチームUSA(SRTUSA)は、その勢いのままこの大会に臨みました。
アトキンソンは「前戦でチームの初表彰台を取れたのは最高でした。その弾みをつけてカナダでスバルのファンたちにいいパフォーマンスを見せたいですね!」とコメント。サンデルも「カナダで走れるのが楽しみです。前戦トンプソンの決勝で僕たちはいい結果を得られているので、尚更です。カナダのファンたちに絶対いい戦いを見せます!」と語りました。
第5戦の予選でサンデルは6位、そしてアトキンソンは8位のタイムをマークしました。「ヒート1Aのポールポジションですから、6位という結果には満足しています」とサンデル。アトキンソンは「アタックラップは良かったと思います。8位という結果からは、そう見えないかもしれませんがタイム差は3位と僅か0.2秒差でした」と前向きな姿勢を見せました。
第5戦の予選でサンデルは6位、そしてアトキンソンは8位のタイムをマークしました。「ヒート1Aのポールポジションですから、6位という結果には満足しています」とサンデル。アトキンソンは「アタックラップは良かったと思います。8位という結果からは、そう見えないかもしれませんがタイム差は3位と僅か0.2秒差でした」と前向きな姿勢を見せました。
ヒート1Aの序盤にサンデルはP1、アトキンソンはP3のグリッドからスタートしました。サンデルはいいスタートを切りホールショットを獲りましたが、1周目にスライドしてしまい、#2カボット・ビガム(フォード)と#16オリバー・エリクソン(ホンダ)にパスされました。サンデルはその後#2ビガムを抜こうとしましたが、接触でペースを失い3周目に#00スティーブ・アーピン(フォード)にポジションを譲ることに。アトキンソンはジョーカーを使い、ジャンプで#2ビガムの前に出て3位に浮上しました。ヒートの最後までアトキンソンは#00アーピンを追い詰めましたが、僅か0.05秒以下という差で3位フィニッシュ。この結果により、アトキンソンはヒート2Aのポールポジションを獲得しました。アトキンソンは「良いレースペースで走れました。次のヒートに有利なスタートポジションを手に入れたから3位には満足です」とヒートを振り返りました。一方サンデルは残り2周でステアリングアームが壊れヒートから撤退してしまいました。
ヒート2Aは、アトキンソンはP1から、サンデルはP5からのスタートになりました。全てのマシンがいいスタートを切るなか、サンデルは2コーナーで3位にポジションアップ。さらに順位を上げ、4周目までサンデル2位、アトキンソン3位という順でレースが進みました。#2ビガムは早めにジョーカーラップを使い1位に出ましたが、二人のスバルドライバーはジョーカー使用を延ばすことにしました。残り2周でアトキンソンは1台に先行されましたが、そのあと彼はジョーカーを使い3位を取り戻しました。最後の周でサンデルはジョーカーを選択し2位でフィニッシュラインを超えました。アトキンソンは4位に続きました。
ヒート3Aでアトキンソンは完璧なスタートを切りホールショットを奪いました。#16エリクソンが2番手からアトキンソンを追いかけてきたので、マージンを広げるために2周目にジョーカーを選択。最後までリードを守り、1位でチェッカーを受けました。アトキンソンは「いいスタートを切れたのでこの結果を得られました。ペースも良く、最後までいいヒートになりました」と話しました。
ヒート3Aでアトキンソンは完璧なスタートを切りホールショットを奪いました。#16エリクソンが2番手からアトキンソンを追いかけてきたので、マージンを広げるために2周目にジョーカーを選択。最後までリードを守り、1位でチェッカーを受けました。アトキンソンは「いいスタートを切れたのでこの結果を得られました。ペースも良く、最後までいいヒートになりました」と話しました。
ヒート3Bで、サンデルはいいスタートを切りました。2周目にライバルにプッシュされましたが、大きなダメージはなく4位で走行を続けました。いったん5位まで下がりましたが、残り2周でジョーカーを使って3位に浮上し、そのままフィニッシュしました。
準決勝BでP2スタートのアトキンソンはホールショットを獲りました。最初のコーナーまではサンデルもアトキンソンに続いていましたが、押し出されて4位に後退。アトキンソンは2周目にジョーカーを使いマージンを広げました。アトキンソンとトップ争いを繰り広げていた#00アーピンは残り2周でジョーカーを使いましたが、アトキンソンはトップを死守。しかし、最終ラップでアーピンはアトキンソンを押し出すような形でリードを奪い、アトキンソンは2位にフィニッシュしました。チームは#00アーピンの運転に対し抗議しましたが、ペナルティーが科されることはありませんでした。アトキンソンは「またいいスタートが切れて、早い段階でマージンを築けました。それからスムーズにラップを重ねようとしました。結局2位でフィニッシュしましたが、満足です」と語りました。
準決勝BでP2スタートのアトキンソンはホールショットを獲りました。最初のコーナーまではサンデルもアトキンソンに続いていましたが、押し出されて4位に後退。アトキンソンは2周目にジョーカーを使いマージンを広げました。アトキンソンとトップ争いを繰り広げていた#00アーピンは残り2周でジョーカーを使いましたが、アトキンソンはトップを死守。しかし、最終ラップでアーピンはアトキンソンを押し出すような形でリードを奪い、アトキンソンは2位にフィニッシュしました。チームは#00アーピンの運転に対し抗議しましたが、ペナルティーが科されることはありませんでした。アトキンソンは「またいいスタートが切れて、早い段階でマージンを築けました。それからスムーズにラップを重ねようとしました。結局2位でフィニッシュしましたが、満足です」と語りました。