2017.10.11 - GRC 第11戦 エバーグリーンスピードウェイ
パトリック・サンデルが3位で、SRTUSAが2戦連続で表彰台に
レッドブルグローバルラリークロス(GRC)の第11戦が9月9日(日)に、ワシントン州のシアトルにあるエバーグリーンスピードウェイで開催され、パトリック・サンデルは3位表彰台を手に入れました。
予選でサンデルはポールポジションを獲得。一方クリス・アトキンソンは4位でした。予選後にサンデルは「ポールを獲れて最高です。自分の腕を見せることができたし、スバルの強さも見せることができました。前日の第10戦でクリスもポールを獲れたし、チームはいい気分です」と話しました。
予選でサンデルはポールポジションを獲得。一方クリス・アトキンソンは4位でした。予選後にサンデルは「ポールを獲れて最高です。自分の腕を見せることができたし、スバルの強さも見せることができました。前日の第10戦でクリスもポールを獲れたし、チームはいい気分です」と話しました。
サンデルとアトキンソンはヒート1Bに参戦しました。2台ともクリーンスタートをきり、サンデルは少しポジションを落としましたが、#34タナー・ファウスト(フォルクスワーゲン)の後ろに張り付き、ダートセクションでこれを抜いて2位に浮上しました。一方アトキンソンは2周目に#19オースティン・シンドリック(フォード)と一緒にジョーカーを選択し、ファウストに続く4位になりました。最終ラップでアトキンソンはシンドリックの先行を許し、5位でフィニッシュしました。
ヒート2Aに出場したアトキンソンはクリーンなスタートを切りました。ターン1でホンダのマシンに押され3位に下がりましたが、すぐに立ち直り、2位争いに加わりました。3周が残っているところでアトキンソンはジョーカーを選択し、3位でフィニッシュしましたが、ジョーカーラップを走行中にホンダのマシンと接触したことで、ペナルティーを課され、正式結果は5位となりました。
ヒート2Aに出場したアトキンソンはクリーンなスタートを切りました。ターン1でホンダのマシンに押され3位に下がりましたが、すぐに立ち直り、2位争いに加わりました。3周が残っているところでアトキンソンはジョーカーを選択し、3位でフィニッシュしましたが、ジョーカーラップを走行中にホンダのマシンと接触したことで、ペナルティーを課され、正式結果は5位となりました。
ヒート2Bで、サンデルはいいスタートを切ってトップ2台の後ろに入ると、ダートセクションで#34ファウストを抜いて2位に浮上しました。サンデルはそのまま#41スコット・スピード(フォルクスワーゲン)を猛追。最終のラップでジョーカーを選択して2位でフィニッシュしました。
今回はレースフォーマットが短縮されたため、ヒート3は行われませんでした。準決勝Bではサンデルが好スタートを切り、ダートセクションでトップに立ちました。そのまま残り2周のところでジョーカーを選択。大きなマージンを築いて1位でフィニッシュしました。アトキンソンは4位でした。
今回はレースフォーマットが短縮されたため、ヒート3は行われませんでした。準決勝Bではサンデルが好スタートを切り、ダートセクションでトップに立ちました。そのまま残り2周のところでジョーカーを選択。大きなマージンを築いて1位でフィニッシュしました。アトキンソンは4位でした。
決勝でのサンデルのスタートはあまり良くなく、5位に後退しましたが、最終ラップのジャンプ前に2つポジションを取り戻しました。一方アトキンソンは#24ミッチェル・デジョン(ホンダ)とのバトルを展開。デジョンがワイドに膨らんだことで、アトキンソンは逆転に成功しました(しかしこの時の軽い接触でアトキンソンはペナルティーを課されてしまいます)。その後、7周目にジョーカーラップを選択し、4位に浮上。3位を走るサンデルに続き、SRTUSAは2台が続いてフィニッシュしました。しかし、アトキンソンは決勝中ホンダのマシンと接触したことによるペナルティーを受け、正式結果は5位となりました。
レース後アトキンソンは「3列目からのスタートにしてはとてもいい決勝になりました。また表彰台に上がったことはチームにとって最高だし、とてもいい週末でした。ポールも獲れたし、序盤のレースを勝ったことで、僕たちがトップで戦えることを証明しました。今シーズン、チームはとても頑張っていますから、次のレースでももっと速くなれると思います」とコメントしました。
レース後アトキンソンは「3列目からのスタートにしてはとてもいい決勝になりました。また表彰台に上がったことはチームにとって最高だし、とてもいい週末でした。ポールも獲れたし、序盤のレースを勝ったことで、僕たちがトップで戦えることを証明しました。今シーズン、チームはとても頑張っていますから、次のレースでももっと速くなれると思います」とコメントしました。
サンデルは「自分たちの力を発揮できて、チームにとって最高な週末でした。このSUBARU WRX STI ラリークロスカーはとても強く、そして速さも増してきています。スバルとバーモントスポーツカーに感謝しています。クリスと僕と、共にこの週末ポールと表彰台フィニッシュを手に入れて、とても自信がつきました」
スバル・オフ・アメリカのモータースポーツ・マーケティング・マネージャー、ロブ・ウィアーは「スバルのラリークロスプログラムはバーモンドスポーツカーとの2年間のレース開発で実を結びました。その結果、今週末アトキンソンとサンデルはとても良いパフォーマンスを見せてくれました。スバルのファンに強いレースを見せられて嬉しいです」と語りました。
スバル・オフ・アメリカのモータースポーツ・マーケティング・マネージャー、ロブ・ウィアーは「スバルのラリークロスプログラムはバーモンドスポーツカーとの2年間のレース開発で実を結びました。その結果、今週末アトキンソンとサンデルはとても良いパフォーマンスを見せてくれました。スバルのファンに強いレースを見せられて嬉しいです」と語りました。
また、チーム監督のランス・スミスは、「今週末安定したパフォーマンスとスピードを見せることができました。我々のクルマは2台とも強かったし、全てのセッションで競争力を発揮しました。1台だけではなく、2台揃って速くなったのです。現在チームのパッケージはとても強く、これからももっと速くなれると思います。ローンチ(レーススタート)などで少し改善できるところがありますが、十分戦えるようになってきて、他のいくつかのライバルより速くなりました。残る敵はフォルクスワーゲン勢だけですね。本当にいい週末でした。この8週間にずいぶん進歩してきました」と週末を振り返りました。